スケッチについてのお話

高橋浩主 ラフスケッチ

自分の頭の中だけでなんて、考えられる事はだいたい決まっている。

浮かんだアイデアを頭の中でまとめあげても、仕上がるものは今までの自分が考え付くものにおさまっていく。

だから、ふと頭をよぎったアイデアの断片は思考のフィルターを通すまえに消えないうちに、変わらないうちに、スケッチブックに映していく。

その断片を集めて、見つめて、繋げて、変化させて、諦めて、また見つめて

意識と無意識の間をフワフワと漂いながら、ペンを持つ前までは、想像できなかった心を揺さぶるものに出会う為に淡々とペンを動かし続ける。

だから完成するデザインは、毎回が奇跡。偶然の産物。

そんな偶然を意図的に導き出すのがスケッチ。
だから手で描く事ってとても大事な事。

スケッチについてのお話” への2件のフィードバック

  1. 偶然どこかで(多分FB)高橋さんのことを目にしてヨガのページに到達しました。 私は最近ヨガに興味を持ってホームヨガを頑張っています。 又、高橋さんのページからデザイン・間にもたどり着きました。 私は最近スケッチに興味を持ち始め、水彩画セット・パステル・クレヨン・画帳等々道具は揃えたものの始め方が分からずムズムズしているところです。 そして今日、間のページを覗いて「そうだ、そうだ」と納得して益々高橋さんの活動に興味を深めたところです。

    1. こんにちは。ヨガもデザインもご興味を頂き、有難うございます!一見違う物事でも、みつめていくと、結構大切な部分って同じだったりします。といいながら、僕も画材はあまり上手に使えません^^;。まだまだこれから、お互いに頑張りましょう。

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